あけましておめでとうございます。
本年も健康経営研究会を宜しくお願い致します。
本欄も種々の事情により永らく更新ができておらずご心配とご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。今後は3ヶ月単位でのご挨拶となる予定ですので、どうぞ引き続きご愛顧下さい。
昨年はアベノミクスで始まり、2020年東京オリンピックの開催が決まり、特定秘密保護法案で終わった「輪」の年でした。筆者も少し関係している陸上界ではコニカミノルタが元日のニューイヤー駅伝を制し、洛南高校の桐生祥秀選手が100mで10.01の幻のジュニア世界タイ記録を記録、年末の全国高校駅伝では女子が終盤独走した豊川高校、男子はまれに見るゴール前4校のデッドヒートを制した山梨学院大付属高校が栄冠を勝ち取りました。私事ながら、自分自身も今までの身分保障がある生活から、個人で国民年金保険料を納める立場になりました。
今年の干支は60年ぶり(当たり前!)の甲午(きのえうま)です。 陽明学の大家安岡正篤によると、「甲」は草木の芽が殻を破って頭を出した象形文字であり、旧体制が破れて革新が始まり、「午」は反対勢力の高まりを示すとしています。午年は「辰巳天井、午尻下がり」という言葉のように下り坂にさしかかるとされます。前回の甲午である1954年は高度経済成長が始まり、さらにその前の1894年は日清戦争開戦、1834年には天保の改革で知られる水野忠邦が老中に就任しており、甲午は文字通り大きな変化が起きる年かもしれません。
厳しい社会情勢になればなるほど「健康経営」の重要性と存在価値が注目されるようになります。万事ウマくゆくとも言われる午年に大きな変革を期待し、本研究会に求められる役割を皆様方のご協力を頂きながらしっかりと果たしてゆきたいと考えています。